切削加工が受ける影響とは

切削加工は温度や工具など微妙な条件の違いによって、製品状態に様々な影響が出る可能性があるといわれています。ミクロ単位の加工を行える切削加工だからこそ、この方法を用いている業者は細心の注意を払いメンテナンスなど作業環境を確認することが重要となります。まずどのような場合に切削加工が影響を受けやすくなるかというと、切削速度であったり、送り量の条件によっても加工能率や機器の寿命、精度に影響が出てくるとされます。まず切削速度の場合、上昇に伴い切削時の温度が上昇し工具の寿命が大きく変化するといわれています。

この切削速度の違いは原材料の質や種類によっても違いがありますが、最適な物を選ぶことによって機器の寿命を長くすることは可能です。反対に切削速度を2割ほど速くしてしまうと工具の寿命は半分になることを理解しておく必要があり、切削速度を5割ほど速くしてしまえば、工具の寿命は1/5ほどに下がってしまう恐れがあります。しかし注意すべきなのは20~40m/秒程度の低速に押さえておけば、びびりが発生する原因となるので遅すぎても工具の寿命に影響を与える可能性があるため気をつける必要が出てきます。送り量の大きさも工具の寿命・製品の仕上げに関わってくるため、どのような仕上げにするかに応じて最適な値の設定を行う必要があります。

送り量が多くなれば加工能率や精度が上昇しますが、切削速度が上昇してしまい逃げ面摩耗も大きくなって機器の寿命への影響は軽微です。反対に送り量が小さいと逃げ面摩耗が大きくなるので機器の寿命が激減してしまいます。

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