切削加工は素材への影響を考えることが大切

切削加工は基本的に、強い力をかけて素材の表面を削っていって、任意の形を作ります。そして、金属などを加工するのであれば、より強い力をかけなければなりません。すると場合によっては素材に何らかの変質をもたらす可能性があります。そのため、切削加工をする際には素材への影響がなるべく低く抑えられるように考えなければなりません。

切削加工で素材に与えがちな影響としては、熱が代表的です。金属を加工する場合は、強い力を高速で与え続けなければなりません。そうすると、当然摩擦によって熱が発生します。その熱が素材自体の性質を変える恐れがあります。

さらに、金属は熱が加わると膨張する性質を持っています。そして、熱によって膨らんだ状態で加工を続けてしまうと、冷えてから多少の縮みがあります。そのようなことになると、想定していた形とは違う結果ということになりかねません。したがって、切削加工を行う際には、温度が高くならないように調整する必要があります。

高温になる前に作業を中断して温度を下げながら何回かに分けて進めたり、冷却機能がある装置を使用したりするのが効果的です。また、機械のスピードを緩めるというのもひとつの方法です。さらに、加工する際に使用する旋盤やドリルの刃が、素材にかかる力の影響も考える必要があります。あまりに浅すぎると反発力によって加工が進まず、逆に深いと素材と刃の両方が破損する恐れがあります。

そのようなことにならないために、力のかけ方を計算することが大切です。

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