切削加工の定義を理解する

切削加工と聞くと金属加工をイメージする人がほとんどですが、定義から考えると必ずしもそうではありません。切削加工は削ったり穴をあけたりする加工のことであり、素材を限定していないのです。そう考えると、素材が必ずしも金属だけではなく、木材やプラスチックも含まれることがわかります。しかし、プラスチックの部品は射出成形で作られることが多く、削るという事はほとんどありません。

木材も切削加工で加工することは非常に限られているので、必然的に金属の加工になってしまうのかもしれません。いずれにしても、定義を考えた場合は、広い意味があることがわかります。プラスチックは原料の樹脂を溶かしてから形を成形するので無駄があまり出ません。しかし、金属は切削加工する必要があり、切り屑などが出てしまいます。

それは減量を捨てることになるので、結果としてコストをあげることにつながります。切削加工の定義を見てもわかるように切ったり削ったりする加工です。そのことを行うには道具や素材を固定する台が必要になります。また、数多くの工具も必要になってきますので、非常に複雑であることがわかります。

一人前になるにはそれらの工具の使い方を覚え、使い方をマスターする必要があるのです。日本の技術は高く、海外からの信頼も厚いですから世界で広く流通しています。しかし、モノづくりの現場では高齢化が進んでおり、跡継ぎがいない工場も少なくありません。今後もこの貴重な技術が残ることを願います。

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