プラスチックを射出成形で加工する際の注意点とは

射出成形はプラスチックを熱で溶かして金型に流し込み、冷やして目的の形を得る技術です。この方法でプラスチックを加工する工作機械は射出成形機と呼ばれており溶融と射出、成形と冷却を1台で行うことができます。射出成形機には様々なサイズのものが存在しますがいずれもコントローラーと射出部、型締め部という3つの部分で構成されています。コントローラーは成形条件を制御するための装置で、最近ではコンピュータによる数値制御が行われるようになりました。

成形の速度や圧力の他にシリンダーや金型の温度、材料の射出料など成形条件を指定すればコンピュータが自動的に制御してくれます。射出部には材料であるプラスチックを入れるホッパーが付いています。この部分には材料を加熱するシリンダーや、射出ノズルなども備えられており熱で溶けたプラスチックを金型に注入します。型締め部は金型の装着や開閉を行う部分で、材料の圧力に抵抗して金型を閉じたり材料を突き出したりします。

金型には可動側と固定側があり、前者が後者に近づいて金型を閉じることを型締めと呼びます。溶けたプラスチックを金型内に充填して強い圧力が発生するので、締め付ける力が弱いとバリが発生し製品の品質が低下します。射出成形機を使ってプラスチック加工を行う場合には、金型の型締め力が圧力に耐えることができるかが重要になります。高品質な製品を作りたいのであれば、事前に十分な型締め力があることを確認することが大切です。

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